聖炎師カルラの解説
こんばんは茶〜助です。
こちらは聖炎師カルラの解説ページです。
自分の自作シール史上一番力を入れたシールなので、ここに記録を残しておこうと思います。長文かつところどころ日本語おかしい箇所あると思いますがご容赦ください。今後さん家祭りまでちょこちょこ加筆修正はしていきます。
画像のほうは、実物の準備ができていないものもありますので、こちらも徐々に追加していきます。
まず、カルラは、コスモテック社さんのお任せ箔押しシールのために描いたキャラです。
令和5年いつ頃だったか忘れましたが、AGAWAさんが、箔押しのみで構成され、しかもオンリーワンのハッピー天女を製作しているというアナウンスがあり、それを製作しているのがコスモテック社さんということでした。
それと同時に、コスモテック社さんのほうでも、お任せ箔の48シール版の企画を検討しているというアナウンスも令和5年5月ごろにあり、もしこれが始まったときにはぜひとも自分も作ってみたいと思っていました。
そして、令和6年1月か2月ごろ、ついにコスモテック社さんから、お任せ箔押しシール企画の正式アナウンスがありました。開始は5/1からとのこと。
自分は、5/1の開始時にはソッコーでデータ入稿できるようにしておこうと思い、3月初旬からデータ製作を始めました。
ハッピー天女4は下地の箔を含めると5色ですが、自分たちがチャレンジできる今回の企画は4色。下地を抜かすと3色ということで分けられる色の数の制約がある中でのイラスト制作です。どんな箔が押されるのかは、届くまでわからない、文字通りお任せなのです。あ、ちなみに3色(下地含め4色)と2色(下地含め3色)の2つのプランがありまして、自分はもちろん3色のほうを選びました。
カルラはもともと別の企画用に描いていたイラストがあり、それを一旦やめて、描き直し始めたキャラです。
それとは別に、さん家祭り用に描いていたランダムシールの中で、カルラのキャラも登場しており、これをちゃんと全身絵で描きたいなと思ったのも理由のひとつです。
全箔押しで、使える色は3色のみという制約。
そして、箔押しデータを作る上で必須なのが、全てアンチエイリアスなしで描くということ。
そして更に、解像度1200dpi。自分はいままで350dpiでしか描いてこなかったので、それはそれは慣れるまで大変でした。
色分けや背景を考えるのは後回し、ひたすらキャラの線画を描くのに注力しました。
線画が出来たら今度は背景。
迦楼羅というキャラの世界観に合う背景を描くのに、たくさん資料を集めて、AGAWAさんがブログで公開されていたハッピー天女4のデータを穴が開くほど見つめて、とにかくひたすらがんばって描きました。
背景もあらかた描き終わり、線画も出来て、あとはキャラの着色と、配色、レイヤー分けです。なにせ3色しか使えないので、キャラ、背景含めての配色を考えなければならない。自分の場合は、3押し目は線画で押さえる、そして肌の色、羽など色の薄めのところは地の箔でいくというのは決めていたので、あとは髪の毛、着衣、装飾物(剣や鳥など)を残り2色でどう表現するかどうかでした。ある程度見えてきたけどやはり足りない、、。透明箔を指定して、それとの合わせ技で多色を表現するということも考えましたが、そうなるともう頭がパンクするので、透明箔は使わないで表現することに決めました。で、どうしたかというと、網掛け、トーン貼りです。トーンを使って、プラス地の色との組み合わせで2色以上の表現が出来るようにしました。1色の上から1色トーン貼りということはあえてしませんでした。2色の箔がそれぞれ個性の全く違う箔だった場合、いまいったようなことをしたらなんか変になっても嫌だな、と思ったからです。
とにかく、そんなこんなで頭を悩ませて作ったデータがこちらになります。
これで入稿しました。
ちょっとしたデータの貼り付けミスはありましたが、デザインでの修正はなく、すんなりオーケーをもらえたのでほっと一安心しました。
コスモテック箔押しが仕上がってくるのは7月の下旬ということで、その間何をしたかというと、カルラのカラー版シールの作成でした。
箔押しのみのシールだと、豪華ではあるけど、せっかくのキャラクターがよくわからない可能性もあったので、ちゃんとキャラクターのイラストを堪能できる普通のシールもあったほうがいいよなってことで作りました。
それが、扇プリズム版とゴールドレインボー箔押し+角プリ版です。
プラス、コスモテック箔押しシールの上に重ねる用の透明シールも用意しました。
この透明シールも同じ目的で作ったのですが、今回販売するさん家祭りでは、コスモテック箔押しシールがほかの作家さんでもたくさん出てくるだろうなと思い、それに埋もれてしまわないようになにか出来ないかと考えた結果、箔押しシールに透明カラー版シールを合わせて販売するというやり方でした。もちろん、貼り合わせているわけではなく2枚を重ねてスリーブインされております。
扇プリズムは、カルラのデザインが某BMヘッドオマージュですので、それならばということでの選定です。もちろん、逆扇も存在しますよ☆さん家祭りでの販売分は逆扇出現確率超アップしてます。
ゴールドレインボー箔押し版は、炎と名前に入っているのにほぼ炎感が出ていないので、少しでもそれを出そうと思ったのと、単純にこのバージョンも自分が欲しかったのが理由です。
すべてのカルラは、さん家祭り2024にて販売開始いたします。
今回、参加サークル数が120超えとハンパないので1サークルにかけられる予算も少なくなる、推しサークル以外には予算を割かないという方と少なくないなと思います。
そのせいもあり、カルラは扇、ゴールドレインボー、コスモテック箔押しとグレードを3段階に分けたというのもあります。
予算に合わせてお迎えしていただければと思います。
もしよろしければ「お茶屋」ブースまで足をお運びくださいませませ。
長文、お付き合いありがとうございました!
こちらは聖炎師カルラの解説ページです。
自分の自作シール史上一番力を入れたシールなので、ここに記録を残しておこうと思います。長文かつところどころ日本語おかしい箇所あると思いますがご容赦ください。今後さん家祭りまでちょこちょこ加筆修正はしていきます。
画像のほうは、実物の準備ができていないものもありますので、こちらも徐々に追加していきます。
カルラを作るきっかけ
まず、カルラは、コスモテック社さんのお任せ箔押しシールのために描いたキャラです。
令和5年いつ頃だったか忘れましたが、AGAWAさんが、箔押しのみで構成され、しかもオンリーワンのハッピー天女を製作しているというアナウンスがあり、それを製作しているのがコスモテック社さんということでした。
それと同時に、コスモテック社さんのほうでも、お任せ箔の48シール版の企画を検討しているというアナウンスも令和5年5月ごろにあり、もしこれが始まったときにはぜひとも自分も作ってみたいと思っていました。
そして、令和6年1月か2月ごろ、ついにコスモテック社さんから、お任せ箔押しシール企画の正式アナウンスがありました。開始は5/1からとのこと。
自分は、5/1の開始時にはソッコーでデータ入稿できるようにしておこうと思い、3月初旬からデータ製作を始めました。
カルラのイラストと、入稿データ作成
ハッピー天女4は下地の箔を含めると5色ですが、自分たちがチャレンジできる今回の企画は4色。下地を抜かすと3色ということで分けられる色の数の制約がある中でのイラスト制作です。どんな箔が押されるのかは、届くまでわからない、文字通りお任せなのです。あ、ちなみに3色(下地含め4色)と2色(下地含め3色)の2つのプランがありまして、自分はもちろん3色のほうを選びました。
カルラはもともと別の企画用に描いていたイラストがあり、それを一旦やめて、描き直し始めたキャラです。
それとは別に、さん家祭り用に描いていたランダムシールの中で、カルラのキャラも登場しており、これをちゃんと全身絵で描きたいなと思ったのも理由のひとつです。
全箔押しで、使える色は3色のみという制約。
そして、箔押しデータを作る上で必須なのが、全てアンチエイリアスなしで描くということ。
そして更に、解像度1200dpi。自分はいままで350dpiでしか描いてこなかったので、それはそれは慣れるまで大変でした。
色分けや背景を考えるのは後回し、ひたすらキャラの線画を描くのに注力しました。
線画が出来たら今度は背景。
迦楼羅というキャラの世界観に合う背景を描くのに、たくさん資料を集めて、AGAWAさんがブログで公開されていたハッピー天女4のデータを穴が開くほど見つめて、とにかくひたすらがんばって描きました。
背景もあらかた描き終わり、線画も出来て、あとはキャラの着色と、配色、レイヤー分けです。なにせ3色しか使えないので、キャラ、背景含めての配色を考えなければならない。自分の場合は、3押し目は線画で押さえる、そして肌の色、羽など色の薄めのところは地の箔でいくというのは決めていたので、あとは髪の毛、着衣、装飾物(剣や鳥など)を残り2色でどう表現するかどうかでした。ある程度見えてきたけどやはり足りない、、。透明箔を指定して、それとの合わせ技で多色を表現するということも考えましたが、そうなるともう頭がパンクするので、透明箔は使わないで表現することに決めました。で、どうしたかというと、網掛け、トーン貼りです。トーンを使って、プラス地の色との組み合わせで2色以上の表現が出来るようにしました。1色の上から1色トーン貼りということはあえてしませんでした。2色の箔がそれぞれ個性の全く違う箔だった場合、いまいったようなことをしたらなんか変になっても嫌だな、と思ったからです。
とにかく、そんなこんなで頭を悩ませて作ったデータがこちらになります。
これで入稿しました。
ちょっとしたデータの貼り付けミスはありましたが、デザインでの修正はなく、すんなりオーケーをもらえたのでほっと一安心しました。
アンサーとしてのカラー版シール作成
コスモテック箔押しが仕上がってくるのは7月の下旬ということで、その間何をしたかというと、カルラのカラー版シールの作成でした。
箔押しのみのシールだと、豪華ではあるけど、せっかくのキャラクターがよくわからない可能性もあったので、ちゃんとキャラクターのイラストを堪能できる普通のシールもあったほうがいいよなってことで作りました。
それが、扇プリズム版とゴールドレインボー箔押し+角プリ版です。
プラス、コスモテック箔押しシールの上に重ねる用の透明シールも用意しました。
この透明シールも同じ目的で作ったのですが、今回販売するさん家祭りでは、コスモテック箔押しシールがほかの作家さんでもたくさん出てくるだろうなと思い、それに埋もれてしまわないようになにか出来ないかと考えた結果、箔押しシールに透明カラー版シールを合わせて販売するというやり方でした。もちろん、貼り合わせているわけではなく2枚を重ねてスリーブインされております。
扇プリズムは、カルラのデザインが某BMヘッドオマージュですので、それならばということでの選定です。もちろん、逆扇も存在しますよ☆さん家祭りでの販売分は逆扇出現確率超アップしてます。
ゴールドレインボー箔押し版は、炎と名前に入っているのにほぼ炎感が出ていないので、少しでもそれを出そうと思ったのと、単純にこのバージョンも自分が欲しかったのが理由です。
販売方法など
すべてのカルラは、さん家祭り2024にて販売開始いたします。
今回、参加サークル数が120超えとハンパないので1サークルにかけられる予算も少なくなる、推しサークル以外には予算を割かないという方と少なくないなと思います。
そのせいもあり、カルラは扇、ゴールドレインボー、コスモテック箔押しとグレードを3段階に分けたというのもあります。
予算に合わせてお迎えしていただければと思います。
もしよろしければ「お茶屋」ブースまで足をお運びくださいませませ。
長文、お付き合いありがとうございました!
2024年06月26日